2020.09.30

みんなの防災ライフスタイル。 vol.8

豊臣秀吉が晩年を過ごした”醍醐寺“
春には、しだれ桜、ソメイヨシノ、八重桜、山桜など約1000本の桜が次々と咲き誇る場所。(醍醐寺はその他17件の建造物と合わせて、1994年に世界遺産に登録)来年は、桜たちに会いに来よう!と思いながら取材先へ。

今回は京都市伏見区にお邪魔いたしました。

京都市立辰巳浴場。
とてもレトロな銭湯です。お湯は熱め。入口から男湯と女湯が分かれ、昔ながらの番台式ですが、その番台に「+ 住宅用消火器」をご設置いただいております。

※消防法上設置義務である業務用消火器の他に、
任意で「+ 住宅用消火器」も備えて下さっています

「+ 住宅用消火器」の消火薬剤は、お酢の成分と安全な食品原料から作られた中性強化液です。引き続き安心してご設置いただければと思います。

次に、地域密着型のコーヒー屋さんBeans。

メニューのシンプルさ、好みでした。文字も可愛いですね。

オーナーの埀井さんは町内会長。
お客さまの平均年齢は70歳を超えているそうですが
「ここに居ると先輩たちからの知恵が入ってくる、経験は最高の情報」と差し出されたコーヒーは、酸味も上品で柔らかいお味。

防災意識についてご質問をさせてもらうと、阪神淡路大震災をきっかけに、備蓄などの取り組みついては、在宅・持ち出し・車中のパターンを想定の上、ずっと行われているとのこと。災害用トイレ含め、備蓄品のほとんどを体験済み。いざという時、こんな町内会長が居てくれたらどれだけ安心だろう。

※消防法上設置義務である業務用消火器の他に、
任意で「+ 住宅用消火器」も備えて下さっています

歴史を引き継ぎ、今に残る過去からの財産を大切にされる京都市。
あらゆる発展と継承が繰り返されている、そんなお話しをたくさん伺えました。

【京都市HPより】
京都市では,自然災害や人口減少をはじめとする様々な危機に対し,粘り強くしなやかに対応し,将来にわたって人々がいきいきとくらせる,魅力と活気に満ちた都市(=※1レジリエント・シティ)の実現に向けた取組を進めています。

※1 レジリエント・シティとは
2013年にアメリカの慈善団体であるロックフェラー財団は、「100のレジリエント・シティーズ(100RC)」というプロジェクトを開始。世界中の都市から100都市を選定し、財団からの支援の下レジリエンス戦略を策定、国際的ネットワークを構築するためのプロジェクトです。日本からは京都市と富山市が選定されている。